東京オリンピック2020の女子体操で銅メダルを獲得した村上茉愛選手の腰痛対策
アスリートやスポーツ選手は、怪我つきものです。
その中でも、腰痛を抱えている選手は、おそらくかなりいらっしゃるのではないかと思います。
そんな中、東京オリンピック2020で、体操競技の個人種目別ゆかで銅メダルを獲得した村上茉愛選手。
2019年は腰痛に苦しんでいました。しかし、2020年全日本選手権は跳馬を決め女王を奪回しました。
その後は、全日本とNHK杯を制し代表入り。五輪では個人総合で5位、種目別ゆかで銅メダル。
今回は、その村上茉愛選手が苦しんでいた腰痛と、リハビリに関して、以下の記事を参考にまとめました。
【TOKYO2020+1カウントダウン】村上茉愛24歳の伸びしろ「全身の連動性」「大人の演技」 - サンスポ
村上茉愛選手が悩んでいた腰痛
2019年に骨盤の仙骨と腸骨の間にある仙腸関節を痛めたようです。
一時は、競技はもちろんですが、普段の生活すらままならず、歩くこともすらも難しかったようです。
当然、競技はできず、世界選手権の代表からは外れました。
腰痛は、以前からも悩んでいたそうですが、この時の症状は非常に強かったようです。
その後、椅子の座り方をはじめ、生活スタイルを見直したそうです。
ちなみに、他の競技と同様、体操選手もよく腰痛に悩みます。
腰痛で悩んでいた選手をご紹介します。
女子体操 田中理恵 さん
ロンドンオリンピックピックでは、高校時代に経験していた腰椎分離症を再発していました。
そのような中で、笑顔で演技を行っていました。
その後は、引退され、今では数多くのメディアでも見かける日々です。
【体操】田中理恵、激痛を抱えながら笑顔でいられたワケ|その他競技|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
新体操 畠山愛理 さん
中学2年生の時に、腰椎分離症・すべり症 に悩んでいたようです。
その後、競技をする上で負担になっていたのかはわかりませんが、通常、なかなか治りにくいのがこの腰椎分離症・すべり症です。
ロンドンも、リオデジャネイロ五輪も出場をしました。
【新体操・畠山愛理さんインタビュー】「好きという気持ちの先に夢がある」 - JSPO Plus
「新体操は恋愛も必要」 畠山愛理さんを驚かせた一言|NIKKEI STYLE
対策その1:ドローイン
村上選手が行っていた対策の一つに、ドローインがあります。
インナーマッスルを鍛える方法としてはおなじみですね。
仰向けに寝ます。
その際に、膝を立てます。
息を吐きながら、お腹をへこませていきます。
この時に、へこませていく過程で、背中の方の地面を押していくイメージをもっておこないます。
その後、へこんだ状態で、呼吸を20〜30秒前後をおこない、元に戻します。
この繰り返しです。
※参照元
ドローインの効果と正しいやり方|体幹トレーニングでお腹を絞る
対策その2:キャット&ドッグ
四つん這いになります。
手は肩幅、あるいは肩幅よりちょっとだけ広げます。
手で床を押しつつ、背中を丸めていきます。
その時、背骨が一つ一つ、動いている感覚を味わいながら、丸めていきます。
次に、ドッグのポーズです。
肘を曲げずに、背中をそらしていきます。
この時も、背骨が一つずつを動いている感覚を持ちつつ、そっていきます。
※参照元
Cat & Dog (キャット&ドッグ) | AR-Ex 尾山台整形外科
このキャット&ドッグをはじめ、準備運動に1時間をかけ、10種目のストレッチなどを実施しているようです。