日本ハムファイターズから、ジャイアンツに移籍した中田翔選手は、ヘルニアであった。
巨人の中田翔選手は、腰椎椎間板ヘルニアで手術一歩手前
本ブログで、この物議に対する意見をどうこう言うつもりは毛頭ございません。
むしろ、中田翔選手は、腰椎椎間板ヘルニアで、手術一歩手前であるという点が非常に心配です。
6月に急性腰痛で離脱。蓄積してきた痛みが爆発した形だった。「ヘルニアなんでね」。近藤らの腰の手術を担当した医師から、手術も1つの手段だと提案されたという。「やっぱり1軍でやりたいという気持ちもあれば、今(手術を)するべきでもないと思うし。今、本当にすごく考えている」。
「クリーニング(手術を)してもらったほうがいいのかなとも思う。痛みと付き合っていく方向性で考えているけど。半々だよね」
日本ハム中田翔、医師から手術提案され悩む「半々だよね」腰痛治療で - プロ野球 : 日刊スポーツ
これは、とても心配です。
結果的には、腰のためにの2021年のシーズンは、休んだ方が良かったのではないでしょうか?
中田選手が、腰のヘルニアに関して相談した医師とは?
上記のインタビュー内容に出てくる日本ハムファイターズの近藤選手の腰の手術を担当した医師とは一体誰なんでしょうか?
非常に有名な方で、おそらく下記の方かと思われます。
徳島大学の西良浩一先生です。
日本ハムファイターズで現在活躍してる近藤健介選手やオリックス・バファローズの吉田正尚選手、元巨人の高橋由伸選手、元DeNAの監督であった中畑清さんなど、数多くのスポーツ選手の腰椎椎間板ヘルニアの手術などの腰痛の治療を行ってきた日本でも屈指の腰痛の名医です。
腰椎椎間板ヘルニアの腰痛を経験したアスリートやスポーツ選手のまとめ2020年10月現在(野球編①) - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
以前、プロフェッショナル仕事の流儀にも出られたことのある方です。
今回、中田翔選手も手術を勧められるぐらいという症状のようでしたので、今後の数年を考えると手術を選択しても良かったのではないかと思います。
今年1年は、苦難が続くと思いますが、腰に関しては、本当に心配です。
注目していきたいと思います。
東京オリンピック2020の女子体操で銅メダルを獲得した村上茉愛選手の腰痛対策
アスリートやスポーツ選手は、怪我つきものです。
その中でも、腰痛を抱えている選手は、おそらくかなりいらっしゃるのではないかと思います。
そんな中、東京オリンピック2020で、体操競技の個人種目別ゆかで銅メダルを獲得した村上茉愛選手。
2019年は腰痛に苦しんでいました。しかし、2020年全日本選手権は跳馬を決め女王を奪回しました。
その後は、全日本とNHK杯を制し代表入り。五輪では個人総合で5位、種目別ゆかで銅メダル。
今回は、その村上茉愛選手が苦しんでいた腰痛と、リハビリに関して、以下の記事を参考にまとめました。
【TOKYO2020+1カウントダウン】村上茉愛24歳の伸びしろ「全身の連動性」「大人の演技」 - サンスポ
村上茉愛選手が悩んでいた腰痛
2019年に骨盤の仙骨と腸骨の間にある仙腸関節を痛めたようです。
一時は、競技はもちろんですが、普段の生活すらままならず、歩くこともすらも難しかったようです。
当然、競技はできず、世界選手権の代表からは外れました。
腰痛は、以前からも悩んでいたそうですが、この時の症状は非常に強かったようです。
その後、椅子の座り方をはじめ、生活スタイルを見直したそうです。
ちなみに、他の競技と同様、体操選手もよく腰痛に悩みます。
腰痛で悩んでいた選手をご紹介します。
女子体操 田中理恵 さん
ロンドンオリンピックピックでは、高校時代に経験していた腰椎分離症を再発していました。
そのような中で、笑顔で演技を行っていました。
その後は、引退され、今では数多くのメディアでも見かける日々です。
【体操】田中理恵、激痛を抱えながら笑顔でいられたワケ|その他競技|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
新体操 畠山愛理 さん
中学2年生の時に、腰椎分離症・すべり症 に悩んでいたようです。
その後、競技をする上で負担になっていたのかはわかりませんが、通常、なかなか治りにくいのがこの腰椎分離症・すべり症です。
ロンドンも、リオデジャネイロ五輪も出場をしました。
【新体操・畠山愛理さんインタビュー】「好きという気持ちの先に夢がある」 - JSPO Plus
「新体操は恋愛も必要」 畠山愛理さんを驚かせた一言|NIKKEI STYLE
対策その1:ドローイン
村上選手が行っていた対策の一つに、ドローインがあります。
インナーマッスルを鍛える方法としてはおなじみですね。
仰向けに寝ます。
その際に、膝を立てます。
息を吐きながら、お腹をへこませていきます。
この時に、へこませていく過程で、背中の方の地面を押していくイメージをもっておこないます。
その後、へこんだ状態で、呼吸を20〜30秒前後をおこない、元に戻します。
この繰り返しです。
※参照元
ドローインの効果と正しいやり方|体幹トレーニングでお腹を絞る
対策その2:キャット&ドッグ
四つん這いになります。
手は肩幅、あるいは肩幅よりちょっとだけ広げます。
手で床を押しつつ、背中を丸めていきます。
その時、背骨が一つ一つ、動いている感覚を味わいながら、丸めていきます。
次に、ドッグのポーズです。
肘を曲げずに、背中をそらしていきます。
この時も、背骨が一つずつを動いている感覚を持ちつつ、そっていきます。
※参照元
Cat & Dog (キャット&ドッグ) | AR-Ex 尾山台整形外科
このキャット&ドッグをはじめ、準備運動に1時間をかけ、10種目のストレッチなどを実施しているようです。
東京オリンピック2020開幕!腰椎椎間板ヘルニアや分離症を経験した東京五輪代表選手①
とうとう東京オリンピック2020が開幕しました。
新型コロナウイルスだけではなく、東京オリンピック2020の開幕まで様々な問題が起き、そして、まだまだ問題が起きそうではありますが、出場している選手は命懸けで戦っています。
私は、全力で応援したいと思います。
今回も恒例となりますが、東京オリンピック2020の代表選手の中で、腰椎椎間板ヘルニアや分離症、すべり症などの経験がある選手はいるのか?というテーマのもと、調査してみました。
メディアに掲載されていた情報を元にしていますので、実際はもっともっといらっしゃると思います。
そのぐらいアスリートには怪我はつきものです。
>そのほかのスポーツはこちらのリンク先から
腰椎椎間板ヘルニアの腰痛を経験したアスリートやスポーツ選手のまとめ2020年10月現在(野球編①) - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
腰椎椎間板ヘルニアや分離症などの腰痛を経験したアスリートやスポーツ選手のまとめ2020年(スケート編) - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
フェンシング男子エペ 山田 優 選手
2019年のアジア選手権や全日本選手権で優勝。2020年3月には国際大会のグランプリ・ブダペスト大会を初制覇したフェンシング男子エペの山田 優選手です。
2020年5月中旬に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けました。
その後は順調に回復されているようです。
もしかすると、新型コロナウイルスがなかった場合、オリンピック前に手術をするという決断にはならなかったのかもしれませんね・・・。
以下のコメントを残されています。
新しい形での全日本選手権を楽しみにしていただけに残念に思いますが、はっきり言わないと曲げてしまう性格なのでこの場に残そうと思います。このタイミングで手術をしたのは来年のオリンピックのためです。そこまでには必ず100%のパフォーマンスをみせられるように頑張ります。今年も期待してくださっていた皆様、すみません。来年のオリンピックまで待っていてください。今後とも温かいご声援宜しくお願い致します。
メダル候補として、非常に注目が高い選手ということですので、是非、皆さんで応援しましょう!
参照記事
フェンシング男子エペ・山田優、椎間板ヘルニア手術「来年のオリンピックのため」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ
棒高跳び 山本 聖途 選手
今回の東京オリンピックで3回目のオリンピック出場となる山本 聖途 選手は、腰椎分離症を社会人1年目のときに患いました。
ロンドンオリンピックの後のことでした。
プロ野球、オリックス・バッファローズの吉田正尚選手も師事する室伏 広治氏のトップアスリート育成事業で学んだり、トレーナーと共に、約1年半かけて身体づくりに取り組みました。その結果、リオオリンピックにも出場することができました。
しかし、リオ五輪では思うような成果が出せず、引退も考えていた山本選手。
そのような中で、心も身体も改めて整え、掴み取った東京オリンピックの切符。
是非、注目しましょう!
参照記事
山本 聖途選手: 「這い上がった先で、人生を変える何かを掴みたい」 | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト
サッカー 酒井 宏樹 選手
2021年、フランス1部リーグの強豪・マルセイユで5シーズンプレーしましたが、2021年6月浦和レッズに移籍。海外で現役バリバリで日本に帰ってきました。
オーバーエイジ枠での出場となります。
その酒井選手が腰椎椎間板ヘルニアで今もなお苦しんでいるとは驚きました。
2021年4月からのようですが、それから休まず出場しているので、大丈夫でしょうか・・・。
心配ではありますが、是非注目しましょう!
参照記事
酒井宏樹、ヘルニアも強行出場「やばいと思いながらも戦った」 - サンスポ
ウエイトリフティング 三宅 宏実 選手
みなさん、ご存知の三宅選手。
ロンドンで銀メダル、そして、リオ五輪では、椎間板ヘルニアに苦しみながらも、土壇場で巻き返して銅メダルを獲得しました。
その後、1年間は休養し、今回の東京オリンピックとなります。
集大成となる東京オリンピック。乞うご期待です!
参照記事
【腰痛ニュース vol.4】腰痛予防のための持ち運びができる「Style」シリーズが新登場!(2021年7月4日版)
さて、今週の「腰痛」に関するポジティブ&ネガティブなニュースです。
生活する上での参考になり、少しでも、腰痛から救われ、また、腰痛にならない人が増えると嬉しいです。
>第一回目と二回目、三回目は以下のリンクから
今週の腰痛ニュース vol.1(2021年3月21日) - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
今週の腰痛ニュース(2021年4月4日) - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
今週の腰痛ニュース vol.3(2021年4月25日) - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
選択肢が少ない持ち運びができるクッションの選択肢が増えます
今週は、皆さんも家電量販店やAmazonなどで必ず見たことがあるのではないかと思われる株式会社MTGの「Style」シリーズから、新しく持ち運びができる「Style Portable Neck Fit」(スタイルポータブル ネックフィット)「Style Portable Seat」(スタイルポータブル シート) が2021年8月上旬から販売スタートするようです。
(画像参照:姿勢サポートブランド『Style』ブランド初となる持ち運びタイプの「Style Portable」シリーズをはじめ、新たに6商品を発売|株式会社MTGのプレスリリース)
持ち運びにちょうどいいサイズのクッションは少ないんですよね。
ポイントとしては、以下のあたりでしょうか?
- リュックやカバンに入るのか?
- 重さは、身体に負担なく範囲か?
- 座る上で、お尻に優しく、厚さが薄すぎないか?
ちなみに私はこの商品を普段持ち運んでいます!
感想としては、持ち運びや重さは問題ないのですが、若干薄いので、少し物足りないかなという印象です。
fromlowbackpain.hatenablog.com
株式会社MTGは、腰のための製品が数多くあります
おそらく皆さんがご覧になったことがある、あるいは、試したことがあるものはこちらではないでしょうか?
以下の一つ目は私も持っており、仕事部屋ではなく、リビングの椅子で利用しています。
また、株式会社MTGは、もっと有名ないわゆるシックスパッドの製品を出している会社です。
私も持っていますが、最近は使っていないですね。
腰椎椎間板ヘルニアの手術後の数か月は毎日利用していました。
今は、プランクなど、実際に動いて鍛える体幹トレーニングを行い、インナーマッスルを毎日やっています。
今回の新しい「Style」シリーズは、販売したら是非試してみたいと思います!
腰椎椎間板ヘルニアの手術から1年が経過しました!
あっという間の1年。腰のヘルニアの内視鏡手術から1年の振り返り
昨年の6月末に内視鏡で手術を行い、それから約1年が経過しました。
先日、1年が経過したので、記念すべき(?)MRIを撮影しましたが、再発もなく今のところ問題なさそうです。
以下が術前と術後1年の写真です。
術前は、もっと気軽に治ると考えておりましたが(笑)、そんなことはなく、特に、術後の3〜4か月は、毎日、不安などから気持ちのアップダウンするような生活でした。
術後は、30人以上の経験者の方と交流したり、1,000枚以上のMRIの画像をみたり、海外のコミュニティで交流したり、国内外の論文などから数多くの勉強をしました。
いつか大きなダメージをいきなり受ける前に、事前に学ぶことができ、これはこれで良い機会でした。
>以下は、手術時のブログ記事です。
腰椎椎間板ヘルニアの手術をしました。内視鏡(MED)です。 - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
腰は、死に直結しないが、人生のQOLに大きな影響がある
これからの人生をどう過ごしたいのか?を考える大きなきっかけとなり、価値観も変化した1年でした。
沢山の方に助けていただき、本当にありがとうございます。
とにかく、「腰」は、「死」に直結するものではありませんが、著しくQOLが下がります。
皆さん、お気をつけてください!
ヘルニアの手術後、1年経った状況は実際どうなのか?
術後の状況としては、以下のような点が発生しています。
痺れはほとんどない。
私は、元々それほど、ヒドい痛みや痺れがあった方でありません。むしろ、腰自体に痛みを感じたことはありません。左足のふくらはぎや臀部に痺れがあり、少しすると収まる程度でした。手術の結果、ほとんど、以前あったものはありません。もちろん、腰に痛みもありません。
天気が悪いと神経痛などが発生することがある。
これは、元々、ありませんでした。ただ、手術をした周りの方々からも同じ話を聞くので、よく起きる現象みたいですね。
座ることは問題ないが、1回45分前後で立つことにしている。(1日の多くはスタンディングデスクで仕事をしている)
これは、腰の手術の有無関係なく、皆さん実施した方が良いです。予防の観点からも。
予防のため、毎日、体幹トレやストレッチは欠かさない。
こちらも同様です。
体幹は、かつてないほどの強くなったと実感しています。
一方で、柔軟性も大事で、硬い筋肉は背骨にダイレクトに負荷がかかります。
ストレッチは必須で、トレーニングとのバランスは重要です。
まだ思い切った運動はしていない。(走ったり、ウエイトトレーニングなど)
椎間板が傷み、もうスペースが狭いので、再発あるいはすべり症などに発展しないか不安のため、実は、まだランニングやウェイトを持ったトレーニングなどはできていません。このままだと、ずっとやれないかもしれませんが、どこかでトライしたいです。
とはいえ、5キロぐらいまで全然持てるので、トレーニングはしていますし、マシンによるウェイトトレーニングは、実施しています。
下に落ちたモノは、ゆっくり膝をついてから拾う。腰を曲げることは避ける。
これは、徹底していますし、これから先もずっとですね。
自宅であれば、なるべくマジックハンドに頼っています。
余計な負担はかけない!
万が一、腰椎椎間板ヘルニアが再発した場合は・・・?
今後、再発した場合はどうなるのか?という視点から考えてみました。
再発といっても、今回手術した箇所と同じ箇所かどうかによっても変わります。
仮に同じ箇所が再発したと仮定した場合は以下のような形になるかと思います。
ちなみに、私は、高校生の頃に、ヘルニアをレーザー手術(PLDD)しています。
つまり、PLDDとはいえ、次は3回目になります。
当時の内容の一部は以下の記事にあります。
fromlowbackpain.hatenablog.com
保存療法で様子をみる。
今回の手術前のような痛みや痺れのレベルであれば、一旦保存療法で様子見になるでしょうね。
椎間板自体が傷んでおり、大きな回復は見込めないでしょうが、手術は本当に最後の手となるはずなので、 この選択になるかと思います。
再度、内視鏡手術(MED)
再度手術の場合は、こちらでしょうか・・・。あとは、神経の癒着度合いにもよるそうです。
神経がヘルニア塊周囲の組織(椎間板線維輪、後縦靭帯など)と癒着しています。
癒着とは、神経周囲に炎症が生じて、その周囲の組織と、言ってみれば、ぴったりとくっついてしまっている状態のことです。
手術時には、この癒着を剥がして神経を数㎜程度、左右に動かす必要があるため、癒着を剥がす必要性が出てきます。
再発ヘルニアに対する再手術時であれば必ず癒着はありますが、初回手術の時でも神経が癒着していることが極まれにあります。(参照:腰椎椎間板ヘルニアと癒着、藤田整形外科クリニック、
https://fujitaseikei.jp/modules/blog/details.php?bid=1057
)
この場合は、内視鏡は難しく、LOVE法などで切開する必要があるとのことです。
こればかりは実際になってみないとわかりません。
腰椎椎体間固定術(脊椎固定術)
除圧と固定を行ういわゆる椎体間固定術というもので、自身の骨や人工骨を挿入して固定となります。
デメリットとしては、固定した上下の椎間板への負荷がかかりやすいといわれており、例えば、固定したその上でヘルニアが発生するそうです。
あと、ヘルニアの再発だけではなく、例えば、腰椎すべり症や脊柱管狭窄症などの場合も固定になるかもしれません。注意したいところです。
海外で、人工椎間板の手術
日本では腰の人工椎間板はまだできないので、海外が必須。(ちなみに、頚椎は日本でも実施されています。)
私の中では、これが次は有力かなと考えています。
ただし、費用が渡航費用など諸々で300〜400万円の想定。
固定されないので、柔軟性を保つことができるようです。そのため、固定術のような上下への負担も減り、日常生活も以前と同じように過ごすことができるようです。
これは今度どこかでまとめたいなと思います。
DA PUMP DAICHIさんの脱退から、ヘルニアで高校野球を断念した当時を思い出した
腰椎椎間板ヘルニアに関する闘病日記を書き始めて、もうそろそろ1年になります。
私自身、この1年で生活が大きく変わり、身体の健康に対する意識と、この先の人生の過ごし方に対して、ポジティブにも、ネガティブにも向き合う時間が増えました。
そのような中で、先日、「長年の持病であるヘルニアの悪化により、DA PUMPのDAICHI、脱退&芸能活動終了」の記事がメディアに出ました。
DA PUMP メンバーのDAICHIさんのご本人のコメントは以下です。
この度、持病であるヘルニアの悪化によりDA PUMPを脱退させて頂くことになりました。
長年治療をしてきましたが、納得がいくパフォーマンスが出来なくなっていることを年々感じ、悩んできました。
僕にとってDA PUMPは自分の原点であり憧れでもあります。いつも応援してくださるファンの皆様、ステージで踊れるチャンスをくださる関係者の皆様、今まで本当にありがとうございました。
新曲「Dream on the street」では大好きなメンバーと一緒に踊れること、そして今までの感謝の気持ちを込めて最後までパフォーマンスをさせて頂きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します!
13年間本当にありがとうございました。DA PUMP DAICHI
非常に驚きつつも、とても辛い決断だったのだろうと感じました。
決して、他人事ではなく、言ってしまえば、明日は我が身ぐらいの思いです。
そして、過去に私も同じような決断をしました。
ヘルニアで、高校野球を断念した当時の気持ちを想い出した
私自身が、初めて、腰椎椎間板ヘルニアになったのは、高校2年生の秋でした。
当時は、高校野球に勤しんでおり、毎日、毎日、泥だらけになりながら、仲間達と切磋琢磨していました。
ところが、ある日、左足の太ももの裏、いわゆる、ハムストリングに突っ張りを感じました。
「ストレッチすれば良くなるだろう」
と思い、来る日も来る日もストレッチをしていましたが、いっこうに良くなりません。
むしろ、ハムストリングをはじめ、左足の足首あたりも力が入りづらくなってきたという感覚もあり、さらに、運動をしていなくても、痺れのような感覚を感じるようになってきました。
「これは、おかしい。どういうことなんだろう?」
と思い、整形外科に行きました。
ちなみに、その時点で、腰そのものは一切痛くありませんでした。
整形外科でわかった腰椎椎間板ヘルニア
足の痺れや力の入りにくさを伝えると、腰椎椎間板ヘルニアのチェックテストで有名なものをやりました。
(参照元:院内勉強会「腰椎椎間板ヘルニア」 | みよし市福谷町で整形外科なら三好ヶ丘整形外科へ ))
そして、レントゲンやMRIによる診断を実施。
結果的に、L5/S1の腰椎椎間板ヘルニアという診断になりました。
その後、保存療法をとり、さまざまなことにトライしました。
・針
・整体
・カイロプラクティック などなど
そして、その間は、野球は一切やらずでした。
高校最後の3年生に向けて、大事な秋から春に向けて、一切、練習ができずに過ごしました。
腰痛は、人生をかえる。そして、二度と回復しない
結果的に、保存療法でもよくならず、PLDDという手術に踏み切りました。
ちなみに、局所麻酔なので、めちゃくちゃ痛かったです笑
軽度~中度の椎間板ヘルニアに対して、局所麻酔下にて、1mmの針を刺し、その中からレーザーファイバーを通して、ヘルニア膨隆部を熱凝固収縮させる方法です。15分程で終了の日帰り手術
※ここで手術をしたわけではありません。
その結果、高校3年生では、野球ができずに、私の高校野球生活そのものが幕を閉じました。
小学校から野球をやってきて、その集大成と考えていた高校野球。
それが、腰の怪我により、断念するというのは、当時は、高校生であったこともあり、
「この先どうしよう?、何のために生きているのだろう?」
ぐらい悩み、落ち込みました。
その後、腰は良くなり、昨年手術するまでは、ヘルニアがあったことすら忘れるぐらい生活できていましたが、やはり、当時は、野球中心であったのと、それ以外の選択肢もみえていなかったので、非常に苦しかったです。
自らが、大好きで、愛してやまないものを手放す必要が発生した時の気持ちを、今回、DA PUMPのDAICHIさんの脱退から思い出しました。
DAICHIさんは、本当に苦渋の決断だったと思いますし、そして、今も痛みと戦っていると思います。
そして、腰は、一生ものです。
人の身体の要で、一度、痛めてしまうと、現代の医学では二度と同じようには戻らないものでもあります。
もうそろそろ2回目の手術から1年が経過します。
改めて気を引き締めて、リハビリと再発防止に取り組んでいきたいと思いました。
今週の腰痛ニュース vol.3(2021年4月25日)
2021年4月25日の「腰痛」に関するニュースです。 生活する上での参考になり、少しでも腰椎椎間板ヘルニアだけではなく、腰痛から救われる人が増えると嬉しいです。
>vol.1は以下のリンクから
今週の腰痛ニュース vol.1(2021年3月21日) - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
>vol.2は以下のリンクから
今週の腰痛ニュース(2021年4月4日) - ヘルニアン@腰痛から人類を解放したい!
腰から綺麗な姿勢へ!長時間座っても腰痛を防ぐ「ボードクッション cosios(コシオス)」
この商品の特徴としては、座っていると、前傾姿勢になりがちな 部分を、座面への体重のかけ方によって背当て部分が反応してくれます。例えば、座面に体重がかかると、背当て部分が前方に出てくれて、腰を前に押してくれます。そうすると後傾した骨盤 が立ち上がり正しい姿勢を保ちます。
座っていると、背中が曲がってしまいがちです。その結果骨盤も立つことがなく、結果的に背骨や股関節に影響が出てしまい、最終的に腰への負担も大きくなります。
MTGの商品など、 骨盤を立ててしっかりと座るサポートをする商品は数多くありますので、その1つとしてこちらの商品も選択肢として面白そうだなと思いました。
力の仕事での「腰痛」を防ぐ!パワーアシストスーツ「メディエイドアシストギア」
(メディエイドアシストギアはこちらのリンク先から)
パワーアシストスーツはご存知ですか?
実は、この市場は非常に成長しており、これからの年成長率は約17%に増加していくと予想されているようです。
ご存知のように、2015年の厚生労働省の調査によると、日本で「腰痛」に悩んでいる方は約2800万人がいます。離職理由の一つに「腰痛」があるようです。
高齢化もあいまって、慢性的な「腰痛」が深刻な問題になりつつあります。
※経済産業省「平成30年度 特許出願技術動向調査-パワーアシストスーツ-」
https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/document/index/30_06slide.pdf
※厚生労働省 「平成25年 国民生活基礎調査の概要」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/dl/16.pdf
今回、みなさんご存知のあのDMMと、皆さんもお世話になっているであろう腰のコルセットで有名な日本シグマックスが販売連携を行い、DMMグループ内の農業事業などへの展開を強化していくとのことです。
やはり肉体労働の方々は、腰椎椎間板ヘルニアをはじめとした腰痛に悩まされる方が
多くいらっしゃいます。
このパワーアシストスーツがあれば、その負担を軽減し、未然に防ぐことにつながります。
農業だけではなく、 医療や介護の業界でも腰痛は非常に多いのでどんどん浸透していくことを願っています。
履いて歩くだけで80%以上の人の肩と腰の疲労軽減を実証
普段の靴で、 インソールを気にした事はありますか? 私は、今回の腰椎椎間板ヘルニアの手術の後、すべての靴のインソールを見直しました。
やっぱり、少しでも負担にならないよう、軽減したい気持ちがありましたので、インソールを変更しました。
このインソールは、私が使っているものではないので、実際に使用しているインソールは別途ご紹介したいなと思いますが、最近のニュースとして、インソールの記事が多い印象です。
インソールを入れると、実際に歩行のときの肩や腰のコリが緩和されたという図が上記になります。
歩行だけではなく、立ち仕事が多い方も同じで、筋肉への負担を軽減できるのではないかと思っています。
足の裏への負荷と言うのは、目に見えるものではないので意外と見過ごされがちですが、積み重なっていくと実は負担になっています。
これを機に、改めてインソールを見直したくなる記事でした。